横浜の外国商社と舶来時計
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明治政府は、欧米の文化を取り入れた近代化、所謂「文明開化」を推し進めるために、明治5(1872)年に「改暦」を実施します。太陰暦を廃止し、太陽暦に改正し、不定時法から定時法へ転換しました。これによって人びとの時間の概念は大きく変化することとなり、洋式時計が普及します。とくに外国商社が輸入する舶来時計は、国産製品が現れるまでの一時代を形成したことから、現在では「商館時計」とも呼ばれます。
本著では、令和6年度に寄贈された小川雄一コレクションの商館時計163点を含む関係資料から、時計の輸入の中心地が横浜であったこと、近代化を目指す日本に商館時計が与えた影響などを紹介します。
A4判 40頁
【目次】
ごあいさつ
プロローグ すべては祖父の時計から
I 文明開化と改暦
II 横浜の外国商社と舶来時計
III スイスと日本
コラム DKSHジャパン株式会社所蔵写真アルバム・単体古写真
IIII 品触から見る商館時計の価値
V 文明開化と時計塔
エピローグ その後の外国商社と商館時計
レポート「外国商社が輸入した商館時計−1895年横浜−」
参考文献
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