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日記が語る19世紀の横浜‐関口日記と堤家文書‐ 2001228025705

2,827円(内税)

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「横浜近世史研究会」と当館との共同編集で、市域に残された古記録と日記を題材に、ペリー来航前後から明治維新にいたる人びとの暮らしを紹介。特に、鶴見区の旧家関口家に残された日記と石けん工業の創始者堤磯右衛門の活動を紹介。山川出版社発行
A5判・312頁(平成10年3月)

【目次】
はじめに  横浜近世史研究会代表 大口勇次郎
第I部 「関口日記」の世界
 「御殿伯母」関口千恵の生と死 大口勇次郎
 名主家の社寺参詣―天明〜文化期を中心に ―鈴木良明
 関東御取締出役と幕府代官の活動と村方の対応―「関口日記」を題材に―内田四方蔵
 「関口日記」と生麦村  横浜近世史研究会

第II部 古記録を読む―本陣日記・神奈川砂子・斎藤月岑日記―
 宿場の歳事記―神奈川宿本陣日記の記述から―井上攻
 民間地誌にみる「神奈川宿」認識について―「神奈川砂子」を素材として―斎藤司
 「斎藤月岑日記」の幕末―外国人との関係の始まりを中心に―鶴田啓

第III部 堤磯右衛門の見た開港と維新
 磯子村の若者組―組織と財政を中心に―中村文
 堤磯右衛門の生涯―「懐中覚」から見た幕末・明治の横浜近郊農民―佐藤隆一
 品川台場・神奈川台場の建設と農民たち 西川武臣
 幕末維新期の建設請負業者―横須賀製鉄所の建設と蔵田清右衛門―森田朋子

おわりに   横浜開港資料館館長 安田岩男